interview 02
本を買う基準が
「製本具合がキレイなもの」に
変わりました(笑)
(左)大江弥希さん 2015年入社
(右)菊田悠希さん 2015年入社
黄海製本に入社した経緯を教えてください
大江 学校にあった求人情報を見ました。私はもともと本が好きだったので、本に携わる仕事に就きたいと思っていました。他の印刷会社も受けましたが、ここが第一志望だったので即決!
菊田 私も学校にあった求人ですね。学校の求人情報を見るまでは、製本の仕事については全く知りませんでした。特に本が好きとかではなかったのですが、珍しさから見学にきたことがきっかけです。その時、機械の迫力に圧倒されたのを覚えています。
この仕事のやりがいはどんなところですか?
大江 2年先輩の方に仕事を教えていただきながら「折り機械」を担当していますが、まだ覚えるのに精一杯です。でも私はTSUTAYAなどの本屋に通っているので、よくここで製本したものを発見します。そのときは「この仕事をしていてよかったな」と思います。
菊田 私はページを揃えたりする「丁合機」を2年半くらい担当しているのですが、今はまだ仕事を覚えるのに必死です。それでも上司や先輩が丁寧に教えてくださるので、不安なことは特にありません。
休みの日は何をしていますか?
大江 普段から小説や漫画を読んでいます。ハマっている漫画は「呪術廻旋」です(笑)。
菊田 趣味は冬限定なのですが、スノーボードですね。体を動かすことが好きです。 あと高校では野球部だったので、いまでも息抜きでバッティングセンターに行きます。
製本業界に興味のある方へのメッセージをお願いします!
大江 本が出来上がる前の姿が見られるので、本好きの私には「すごい世界だな」と思って過ごしています。製本工程を見たり「キレイな本って何か」っていう、出来の良い本を見分ける目を養うことができて楽しいです。最近では本を買う基準が、製本具合(紙質など)がキレイなものに変わりました(笑)。
菊田 私のように本にあまり興味がなかったり、就職するまでこの業界を知らない人でも、自分たちがつくったものが店頭に売られているところに「達成感」があるので、ちょっとでも興味があればきてみてください。工場だけど、怖い人はいません。